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胡瓜の若布の酢物

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「今日退院しました。早速、明日訪問できますか!?」
電話の向こうは、元気な娘さんのいつもの声。

「大丈夫です!予定通り、お母様の好きなものを作りましょう。」
早速予定を調整し、翌日STと共に伺いました。

お母様は総胆管結石のチューブ交換で少し入院。
出されていた食事はあまり美味くなさそうだったので、家に帰ってきたらすぐに手作りのものを食べさせてあげたい!と娘様はやる気満々です。

酢のものが大好きというお母様の為に
本日のメニューは「胡瓜の酢のもの」

ペースト状の食事になってから胡瓜なんて何年振りかしら!という娘様。
胡瓜をすりおろして、非加熱のゲル化剤でゼリー状に固めて胡瓜ゼリーを作り、わかめと三杯酢をミキサーにかけてトロミ剤不使用のわかめ酢を作ります。

「そうか!こういう風にすればいいのね。ミキサーも使わなくていいのね。」
と、納得して頂きながら、一緒に調理を進めていきます。
「いつも、同じ事を何回も聞けるから助かるわぁ。」と嬉しいお言葉も。
同じことを何度聞いても、恥ずかしくないのも訪問の良いところです(^^)

STはこの間にお母様の状態をチェックし、でき上った料理を安全に食べられるか嚥下の確認をします。

皮つきと皮なしのふた通りを作りましたが、お母様は皮つきをお好みでした。
どうやら根っからの胡瓜好き(^^
御歳98歳のお母様ですが、退院直後とは思えない食べっぷりには、こちらも感服しきりです。

わかめ酢は豆腐やお粥、ドレッシングとしても使えます。今回はトウフィール(日清オイリオ)にもかけてみました。
在宅での嚥下食は”見た目”と“手抜き”で楽に続けられるようにすることも大切なポイントです。

食べたい物を食べたい時に食べられるように…
私達、在宅NSTの使命と喜びを感じられる素敵なひとときでした

 

 

 

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