美味しいものを食べたいという思いに寄り添いたい

慢性腎不全の男性が、おいしくラーメンを食べるお話しです^^

今年の2月頃
主治医より、
「施設で、腎臓食提供してるけど殆ど食べてなくて…食べてくれるなら普通食でもいいし、出来るだけ本人の意向に沿いつつ、腎機能に配慮した食事を調整してほしい」
と依頼がありました

早速、ご本人とご対面!
会うや否や、
“今の食事がおいしくない”
“施設の食事の対応はひどい”
“自分はおいしい物を食べて死ぬなら本望”、、、
1時間以上かけてお話下さいました

普通食を確認し、タンパク質やエネルギーなど、おおよそ計算します
普通食で良いことを提案し、初回の訪問は終了しました

数日後に再び伺います
「揚げ物以外はおいしい!」と喜んでおられました!
食べる量が増え、タンパク量や塩分量も問題ありません

良かったー^^

と思ったのもつかの間、
ケアマネージャーから
『最初は喜んで食べてたけど、また最近本人が、「まったく味がしない。おいしくない」と言って、ほとんど食べなくなった。話しを聞きに来てほしい』と要請がありました

再々度の訪問です
“この食事を食べて、病気が治るなら食べるけど、そうでもないなら早く死んでもいいから、おいしい物を食べて死にたい!!”
“調理会社かえてくれ!”

気持ちはよくわかる。
が、調理会社は変えられない…

ソース・減塩醤油・ケチャップ・マヨネーズ、等使用し自分で味の調整をして頂くようお伝えし、
ご本人が絶対に食べたいというラーメンを、次の訪問の時に召し上がっていただくことにしました

ラーメンの日
「おいしい!!」
と無心に召し上がられます

 

箸が止まる事無く一気に完食です
お汁まで、全部飲み干してしまいました

「おいしかった!」
「ラーメン、久しぶりやった!」
「こういうおいしい物を食べて死ねるなら本望や!!」
「次は味噌ラーメンな!」

嬉しそうな笑顔にこちらも笑顔になります
食事も調味料で良好なようです

腎機能はシビアで、
身体状況には注意が必要だからこそ

“早く死んでもいいからおいしい物を食べて死にたい”

の思いに、より添います!

RD:171

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